【2週間でジュピター】ピアノ初心者がホルストに挑戦|30日でマスター教本・体験記②

「ピアノ独学記録 ジュピター」と書かれたサムネイル画像 ゆーじの体験記

ピアノを始めて2〜3週間。

今回はホルスト作曲『ジュピター』に挑戦しました。

この曲は『30日でマスターするピアノ教本&DVD』の第1回レッスンに収録されている2曲目の課題曲です。

「ジュピター」といえば、どこかで一度は耳にしたことのある壮大なメロディ。

初心者の私にとってはちょっと身構える曲でしたが、楽譜はやさしくアレンジされていて、前回に続いて「あ、弾けるかも」と思えるアレンジでした。

とはいえ、今回は演奏時間が1分を超えることで、集中力やテンポ感にも気を配る必要がありましたし、指の入れ替えなど、前回にはなかった動きも登場して「おっ、ちょっと難しくなってきたぞ」という手応えも。

さらに、「ただ弾くだけじゃなく、曲に気持ちをのせるってこういうことか…」と、“音を出すこと”と“音楽を奏でること”の違いも少しずつ感じ始めました。

この記事では、初心者の私が「ジュピター」に取り組んだ実体験をもとに、この教材がどう役立ったのか、そして感じたことを正直にお伝えしていきます。

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難しくないのに手応えがある|ジュピターを弾いた最初の印象

🎥 実際の演奏はこちら
練習開始から2〜3週間ほど経ったタイミングで撮影しました。
まだまだ拙い部分もありますが、1曲まるごと通して弾けたことが今の自信につながっています。

ホルストの「ジュピター」は、名前だけ聞くと難しそうで少し構えてしまうような曲ですが、実際に弾いてみると思った以上に手が届くやさしいアレンジになっていました。

「歓びの歌」に続く2曲目という位置づけで、音符の数や長さは少し増えていますが、「弾けるかも」という実感はむしろ前回以上。

初心者のステップアップを後押ししてくれる、絶妙なレベル感でした。

聞き覚えのある名曲。でも「弾けないかも」とは思わなかった

「ジュピター」は、運動会やテレビ番組などで耳にすることの多いメロディ。

そのおかげで、初めて弾くのにどこか“知ってる感覚”がありました。

クラシックというと堅く難しい印象を持ちがちですが、この曲に関してはイメージしやすく、音の流れも自然で入りやすいという印象。

譜読みも、ドレミ付きだったのでストレスがなく、最初から最後まで「これはちゃんと練習すればいける」と前向きに取り組めました。

1分を超える演奏で“音楽を通す”感覚が生まれてきた

これまで弾いてきた曲は30秒前後で終わる短い構成が多かったのですが、「ジュピター」はついに1分超え。この違いは、初心者にとってけっこう大きなものでした。

長くなることで集中力も必要になりますし、ただ音を並べるだけではなく、「曲の流れを意識して弾く」ことが自然と求められるようになった気がします。

完璧な演奏ではないけれど、「1曲を通した」という経験は自信になります。

“練習”から、“音楽を奏でる”という意識に少しだけ近づけたように感じました。

前回よりちょっとレベルアップ?指の入れ替えに戸惑う場面も

「ジュピター」を練習していて最初に感じたのは、前回よりも少しだけ手ごたえが増しているということ。

もちろん、弾けないほど難しいわけではないのですが、「歓びの歌」のときにはなかった動きやリズムの変化に、ちょっと戸惑う場面がありました。

でも、それがむしろ「ちゃんと練習してるな」と思わせてくれて、ピアノに向かう姿勢も自然と引き締まったように感じます。

「難しすぎないけどちゃんと練習が必要」という絶妙さ

今回の曲では、片手ずつの練習ではスムーズに弾けていても、両手を合わせると指がもつれたり、左右のリズムが合わなくなったりする箇所がありました。

特に、途中で指を入れ替える動きが何度か登場し、「ここ、次はどの指だっけ?」と一瞬迷って止まりそうになることも。

前回の曲は、ほとんど“置いたまま弾ける”ようなシンプルな指使いだったのに対し、今回は一段階ギアが上がったような練習感がありました。

それでも、難しすぎて投げ出したくなるほどではなく、「何度か練習すればできるようになる」という感覚が持てたのは大きかったです。

📎ちなみに、今回の「ジュピター」は、同じ教本に収録された2曲目。
前回の「歓びの歌」に取り組んだ記録も、こちらの記事で公開しています。

新しい動きが入ることで、曲への集中力も上がった

指の入れ替えや、ほんの少しテンポが変わる部分があるだけで、「最後まで通して弾くには集中が必要だな」と感じる場面が増えました。

練習中も「気を抜くと崩れるな」と思う瞬間があって、ただ音をなぞるだけでは乗り越えられない、ちょっとした壁のようなものを感じたんです。

でも逆に、それがあったからこそ、1曲を弾き終えたときの達成感や「やった!」という気持ちは前回よりもずっと大きくなりました。

感情をこめて弾くって、案外むずかしい

「ジュピター」は、メロディが美しくて、ただ音を並べるだけでもなんとなく“それっぽく”は聴こえます。

でも実際に弾いてみて感じたのは、気持ちを込めて演奏することの難しさでした。

指を動かすことに精一杯なうちは、「自分の中にある音楽を表現する」なんて、正直まだまだ遠い感覚。

それでも、「弾けるようになってきたからこそ、今度は表現したい」という思いが芽生え始めたのも、この曲でした。

ただ音を並べるだけではジュピターの“広がり”が出せない

ジュピターには、空に向かって広がっていくようなスケールの大きさがあります。

でも、実際に弾いてみると、ただ鍵盤を順番に押しているだけでは、その雰囲気はまったく出ません。

レッスン動画の中では「ここは前に進むイメージで」「ここは包み込むように」といった感情表現のヒントを先生が声で伝えてくれます。

その言葉に耳を傾けながら練習していると、ただ弾くだけじゃない「音の方向性」を意識するようになっていきました。

📘 今回のように、感情を乗せるヒントがもらえるのも『30日でマスターするピアノ教本』の特徴です。

教材全体の内容や練習の進め方は、こちらの記事でくわしく紹介しています。
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演奏しながら気持ちを乗せる余裕がまだなかった

表現したい気持ちはあっても、まだ指や視線はバタバタで、「気持ちを込める」どころか「次の音どこだっけ?」の連続だったのが正直なところです。

でも、弾きながら「もうちょっとここを大きく弾きたいな」と思う場面があったり、「今のはただ弾いてたな…」と感じる瞬間があったりして、少しずつですが、音を出す以外の部分にも意識が向くようになってきました。

こういう感覚が、これからの練習につながっていくんだろうなと思います。

“弾けるようになったその先”のステップが見えてきた1曲でした。

まとめ|初心者がジュピターに挑戦して見えてきた課題と手応え

「ジュピター」は、初心者の私にとってちょっとした挑戦でしたが、実際に取り組んでみて感じたのは、“弾ける喜び”と“これからの課題”の両方が見えてくる、ちょうどよい曲だったということです。

まだまだ指はぎこちなく、感情を込める余裕もほとんどありません。

それでも、1曲を通して弾けたという経験は大きな自信につながりました。

特に今回は、前回より少し長くなったことで、集中力やペース配分にも気を配る必要があり、「ただ弾くだけ」から「1曲を通す演奏」へと意識が変わっていった感覚があります。

そしてもうひとつ。

弾きながら「ここはこう弾きたい」と思えるようになってきたのは、この教材が“ただ真似するだけ”ではなく、音楽を感じる力も少しずつ育ててくれているからだと感じました。

初心者にとって、クラシック曲に取り組むのはハードルが高く感じがちですが、やさしいアレンジと丁寧なレッスンのおかげで、「ジュピター」のような名曲にも手が届くんだと思わせてくれる1曲でした。

🎵 次回予告(準備中)

第3回の練習曲では、さらにリズムの変化やテンポの切り替えが出てきます。

今回よりもう一歩踏み込んだ演奏体験を、また記録していく予定です。

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